人文学部の『現在』を伝える~同窓会(青松会)総会企画に参加しました

「人プロ」2024年度モデレーターの島守です。7月6日(土)に開催された新潟大学人文・法・経済科学部同窓会(青松会)の総会企画にて、「人プロ」メンバーが登壇しました。同窓生の方々に、今の学部の様子を伝えられ、懇親会でも多くの方とお話しすることができ、大変貴重な機会だと感じました。

総会企画『在学生がプレゼンする三学部の「現在」』

前列左から伊藤准教授、島守。後列左から向田(2年)、酒井(1年)

この総会企画では、人文学部・法学部・経済科学部の3学部より、現役学生がプレゼンテーションするということでした。人文学部より、「人プロ」メンバーの3名が参加させていただきました。今回、人文学部の「今」を紹介するにあたって、1つの軸を設定しました。それはCovid-19(新型コロナ感染症)のパンデミックです。制限・自粛の連続を越えて、現在の授業・演習・課外活動の特色を、具体的な体験を基に紹介しました。

1年生より、入学して数か月経て、大学生活や学修の感触を発表しました。中国語の学習や人文初年次演習を通して、大学生活や学修に慣れてきています。入学前の想像以上の発見を得られていることを伝えました。中国語検定にも挑戦しています!

2年生より、人文地理学のフィールドワークについて、写真と共に紹介しました。今年度の人文地理学では、近場で新潟市内、遠出して長崎へ、実習を行っています。自費で現地まで移動することを含めて、実際にフィールドへ出ることを通して、専門課程の学びの楽しんでいる様子を伝えました。

3年生より、外国語を使って学ぶことについて、人文学部の特徴的な共修型演習をお話ししました。異文化交流を学び体験できる環境をアピールしました。一つの教室で日本人学生と留学生が外国語を用いてディスカッションしている授業の様子は、今年度の学部広報の動画でも取り上げています。

島守の発表パートです。今回お話しした内容は、こちらの記事と関連があります

プレ発表を行った際に同窓会事務局の方から、写真や動画を使うとより今の学部の様子をイメージしやすい、とコメントを頂き、ブラッシュアップさせて当日を迎えました。より良い発表ができ、貴重な経験になりました。

懇親会での交流

発表後に行われた同窓会総会の懇親会にも、ご招待くださいました。その際に、プレゼンテーションに対する感想や質問をたくさん頂きました。昔とは異なる、現在の学生生活や教育・研究の仕組みに関心を持っていただいたようで、お話しできて嬉しく思いました。

懇親会にて、簡単ではありましたが、「人プロ」代表の島守が挨拶いたしました(因みに、事前打ち合わせなしです)。

同窓生から昭和・平成・令和卒の方々が、在学生から人・法・経の3名が登壇しました

同窓会長であり、元人文学部教授・学部長でもある高木裕先生(専門:フランス文学)ともお話しすることができました。高木先生は、この「人プロ」の創設者・提案者であり、現在の活動の様子をお伝えしました。今後も、幅広く活動していきたいと思います。

左から島守、高木先生、向田(2年生)

同窓会とのつながり

今回参加して、同窓会は単に「再び集まる」(reunion)だけではなく、「再びつながる」(reconnect)ことだと認識したと同時に、このつながりが今の新潟大学を支えてくださっていることに、ありがたく思っております。

青松会では、他にも、「青松賞懸賞論文」「図書購入費補助」「就職に役立つ話し方講座」などの企画を通して、現役学生とのつながる機会があります。今年度の新大祭にて古本市を企画しているようです。また新潟大学の先輩方と関わる機会を楽しみにしたいと思います。

この記事のタグ