言語文化学2年の櫻井です。「新任教員インタビュー」として、英語学を専門にする北田伸一先生にお話を伺いました。
コロナ禍ということもあり文書で回答をいただきましたが、普段私たちが学んでいる英語を、統語論の観点から見ることのできる生成文法理論に興味が持てました。興味深い話をありがとうございました。
- インタビュアー:櫻井健太(言語文化プログラム 2 年)
- インタビュイー:北田伸一先生(言語文化プログラム准教授)
研究内容について
学生:まず、先生の研究内容についてお伺いしたいのですが、先生はどのような研究をされていますか。
北田先生(以下北田):私は英語学の研究を行っております。特に、生成文法理論という分野を専門としています。簡単に言えば、英文法みたいなものです。
学生:どのような方法で研究をされているのでしょうか。
北田:英語学では文献をもとに論文を書くのが基本的な研究方法となります。実習などは行いませんが、英語の書物など、いろいろな文献にあたりながら英語がネイティブにどのような語法で使われているかなどを分析します。
担当授業について
学生:先生の今年度担当される教科をお教えください。
北田:前期は英米言語論を担当していました。後期は英米言語文化基礎演習 B とアカデミック英語入門 R を指導いたします。通年では、英米言語文化演習という科目を開講しております。基本的には、英語学の中でも特に統語論についての授業を担当しております。
先生の学生時代について
学生:先生の学生時代について教えてください。
北田:今の学生たちと同じような生活だと思います。授業はもちろんですが、サークルでは軟式野球を行っておりました。バイトでは塾講師をしていたので、勉強とサークルとバイトに追われる日々でした。
英語学の研究を行いたい人にメッセージ
学生:では最後に、高校生やその学問分野を目指す人に向けてのメッセージをお願いします。
北田:英語学に限らず、どの分野であっても大事なことですが、自分のやりたいことに一生懸命取り組んでもらいたいなと思います。
学生:ご協力ありがとうございました。