皆さん、こんにちは！「ボーフム便りHallo aus Bochum!」#3 担当の佐藤です。
今回は、ドイツでの暮らしについて紹介します。（今川さんの第5回の記事も併せてご覧ください！）
2か月住んでみて感じた、リアルなドイツでの暮らしについてお届けします。
記事の目次
食事～ドイツのお店で探す日本食
ヨーロッパ、特にドイツなのでやはり基本はパンです。スーパーのパンコーナーやベーカリーコーナーはとても充実していて、たくさんの種類のパンを選べる楽しみがあります。Frühstücksbrötchen（朝食用パン）やKaiserbrötchen は定番のパンです。またVollkorn（全粒粉）やWeizenvollkorn（全粒小麦）など、パンの原料の種類も豊富です。
学食のメニューもパスタやピザが中心、お米があってもトルコ料理のお米で、普段日本で食べるお米とは種類が異なります。しかし、ドイツで完全に日本食が食べられないわけではありません！いくつか紹介します。
Milchreis
どこのスーパーでもMilchreis（ミルヒライス）というお米が売っています。本来は牛乳で炊くライスプディングの一種なのですが、日本のお米と同じように炊くことができ、味や食感もかなり近いです。鍋でも炊けますが、日本から小さめの炊飯器や100均で購入できる1合炊きのグッズを持ってくると便利だと思います（ドイツでも24€（4000円程度）で購入することができます。私は購入して使っていますが、きちんと炊くことができます）。
アジアスーパーや、スーパーのアジアコーナー
大学構内や中央駅付近にはアジアスーパーがあります。日本の調味料やお菓子が売っています。日本では見たことのないメーカーの商品もありますし、もちろん日本円に換算したら高いです。しかし、自炊をするとなれば日本で作り慣れているものが一番簡単だと思うので、是非行ってみてください！
また、普通のスーパーでも日本の調味料やインスタント麺を買うことができます。また大手スーパーのREWEではEAT HAPPYというコーナーがあり、ここではお寿司や大福が売っています。
Düsseldorf～ドイツにある日本人街
Düsseldorf（デュッセルドルフ）は日本人街として有名な都市です。日本食のレストランやスーパー、雑貨屋さんや日本人経営の美容室まであります。Bochum から電車で1時間弱と簡単に行くことができます。近くのアジアスーパーでは見かけないものや、日本でもお馴染みの商品ばかりなので、到着後に色々揃えると海外での自炊のハードルがかなり下がると思います。
日本からは醤油やめんつゆ、乾麺やパックご飯、インスタントの味噌汁などをたくさん持ってきました。いつか困ったときにという思いと、もったいないという思いからか、乾麺やパックご飯などはまだたくさん残っています（笑）箸と菜箸も持って来たので快適に自炊ができています。
衣服～ドイツの気候と衣服のすすめ
基本的に日本から持って来た服で過ごしています。9月の時点で寒かったので、私と同じ冬季のみの方は秋冬の服で十分だと思います。ドイツの冬は体感、新潟より寒いです。特に底冷えが酷く足元がかなり冷たくなるので、厚めの靴下や中敷きを持ってきても良いかもしれません。
また日本に比べて値段も少し高めで、生地も薄めの服が多い印象です。生地の薄さに関しては服やブランド、メンズ/レディースでも大きく異なるので試着は絶対に必要です。
洗濯～使用方法と注意事項
今川さんも触れていた通り、洗濯には注意が必要です。ドイツの洗濯機は日本に比べてやたらコースの種類が多いです。生地や色ごとでもコースがあったり、洗濯槽の回転数や水温を選べたりします。また、ドイツの洗濯機はまず温水で洗うのも特徴です。
私は普段、寮の洗濯室にある洗濯機と乾燥機を使っています（有料）。基本的に、洗濯は温度が低いpflegeleicht（手入れが簡単な）、乾燥は1番乾燥時間が長くよく乾くのでFrottierwäsche（タオル地）を選んでいます。回転数はデフォルトが1200なので少し下げて800にし、水温はだいたいいつも40℃を選んでいます。
日本からは小さいピンチとハンガー数本、ネット数枚を持ってきました。
洗濯機も乾燥機も回転数が多いので服が傷みやすいです。そのため服もタオルも全部ネットに入れて回し、生地が薄い服はピンチやハンガーを使って干しています。IKEAなどで買えるピンチは家族用でかなり大きいので、小さいピンチはかなり便利です。
おわりに
今回はドイツの暮らしについて紹介しました。日本とは全く異なる環境で生活するのは苦労もありますが、それよりも新たな発見が多く楽しいです。
ドイツの冬はどんな様子なのか、冬好きの私は楽しみにしています（笑）。クリスマスマーケットもとても楽しみです。
新潟も寒くなってきていると思いますので、ご自愛ください！
次回はドイツの国民的スポーツ（？）についてご紹介します！Bis nächstes Mal!
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