ドイツと日本の違い編 後編~連載「ボーフム便り Hallo aus Bochum!」#3.6

こんにちは!「ボーフム便りHallo aus Bochum!」#3 担当の佐藤です。

今回は、前回に引き続き、ドイツと日本の違いについて紹介します。日本に留学経験のある友人2人に、ドイツと日本それぞれの良いところ・悪いところ、それぞれの国に欲しいものなど、本音で語ってもらいました!

前回に引き続き、インタビューをしたのはこちらの2人。

  • 学生A:ルール大学ボーフム、東洋アジア学科の学生
  • 学生B:ルール大学ボーフム、日本学・韓国学専攻の学生、2児の母

私個人の意見は「佐藤」としてご紹介します。

日本の難しいところ

1.学生A:親切すぎるところ

日本のサービスは良い反面、「親切すぎる」「過剰に気を遣っている」と思うこともあるそう。日本では店員さんに尋ねると、「お調べいたしますので、しばらくお待ちください。」や「確認してまいります。」と言われることが多いですよね。ドイツでは、例えばスーパーで店員さんに尋ねても分からない時には、「分からない。」とはっきり伝えてくれることが多いです。友人は日本にいると「そんなにしなくても大丈夫」と、寧ろ申し訳なく思うこともあるそうです。

また、日本のお店であれば、いくら自分と歳が近くても、敬語・丁寧語など固い言葉で話すのが普通ですが、Bochumでは固い言葉(Sie=あなた、目上の人や初対面の人、教師と生徒などの年齢差や立場の差がある相手に対して使用する人称)ではなく、くだけた言葉(du=君 、ihr=君たち、どちらも友人間や同世代間での会話で使用する人称)で話しかけられることがほとんどでした。ドイツ人にとっては店員さんの言葉も丁寧だと感じるそうです。

2.学生B:『本音と建前』の文化

初対面で「絶対今度会おうね!」「連絡するね!」と話しかけてきた人とは、その後ほとんど交流や連絡が無いなど。また、「来週はちょっと…」のような濁した表現も、「来週の都合が悪いだけ」と受け取れるため、日本人から「『会いたくない』『面倒くさい』を遠回しに言っている」と教えられたときは本当に驚いたそうです。

3.学生B:野菜・果物の値段の高さ

「ジャガイモが3つで200円」ドイツではあり得ない値段です。ドイツだと同じ値段でも1kgくらい余裕で買えます。果物も本当に安く、キウイは1つ0.5€(€=ユーロ、0.5€=約90円)程で買えてしまうので、果物が大好きな私にとっては天国でした。

4.学生A・B:英語での返答率の高さ

日本に留学した際に、日本語で話しかけても英語で返されることが多かったそうです。「日本語を学びに来ている留学生としては、勉強のために多少難しくても日本語で会話をしたい。」と言っていました。

私は「英語で返す」と言う方に心当たりしかありません。ドイツでは“Entschuldigung.(すみません)“ と話しかければ基本ドイツ語で返ってきますし、“Langsam bitte.(ゆっくりお願いします。)“と言えばゆっくり話してくれるので、会話の良い練習になりました。できるだけ自分も「日本語を話したい」という場合があることに気を付けようと思いました…

日本にあってほしいドイツのもの

1.学生A:チーズ

これには私も完全同意です。ドイツのチーズコーナーはあり得ないくらい大きく、種類が豊富で、何より安い‼ 日本では食べられないチーズや、日本では少量で高い種類のチーズも安く買うことができます。パンに挟んで食べることが一般的なので、種類の豊富さと値段には納得できます。

スーパーのチーズコーナーです。パンに合うチーズ、料理に使いやすいチーズなど、種類豊富です。

2.学生A:薬

ドイツに比べ、日本は特定の薬をもらうために病院に行かなければいけないことが多いそうです。今すぐ必要な時にドラッグストアでは事足りずということが多かったそうです。

3.学生B:種類豊富な野菜

前述の通り、日本では野菜が高いですが、それに加え種類が少ないと感じるそうです。また、オリーブなどの輸入品は(日本人にとってもですが)高いです。ドイツではパンとオリーブもよく食べるので、日本に居る間は我慢していたそう(笑)

意外とドイツにも白菜やチンゲン菜などアジアの食品は普通のスーパーでも売っています。アジアスーパーに行けば、エリンギやエノキ、こんにゃくも簡単に手に入ります。無いのはしめじくらいです。

ビーツのサラダ。ものすごく美味しくて、ハマっていました。新潟にも売っていてほしいです。

4.学生A・B:パン

これにも私は完全同意です!! ドイツのパンは日本と比べて種類も多いですが(第2回参照)、日本より硬いパンが多いのも特徴の1つです。いわゆるBrot(パン)は、外側は硬いのですが、中の白い部分は柔らかいです。噛み応えもあって意外とお腹に溜まります。

私は日本でもお馴染みのBrezeln(プレッツェル)が大好きでよく食べていました。スーパーに0.2~0.4€程で売られていて、いつでも手軽に食べることができます。

個人的プレッツェルランキング1位のREWE(ケルンに拠点を置く、総合スーパーマーケット)のプレッツェル。

ドイツにあってほしい日本のもの

1.学生A・B:コンビニ

Aは、ドイツ帰国後「日曜日に店が閉まっている」ことを完全に忘れていたそうです(笑) やはり24時間行けるコンビニや遅くまで開いているスーパーやドラッグストアは便利だと感じます。

「日曜日に店が閉まっている」とはいえ、カフェやレストランは開いているところも多いです。寧ろ日曜日は行くところが無いのか、はたまた完全に休む・くつろぐ日なのか分かりませんが、カフェは大体激混みです。

2.学生A・B:1人外食

日本では1人での外食は普通にできますが、ドイツでは1人で行きやすいレストランはあまり無いので、「日本の様に1人席が欲しい」と思うそうです。日本の大学の近くにあるようなファストフード店もあまり無く、あってもハンバーガー店くらいです。ドイツではまだ「外食は家族で」という認識が強く「1人での外食は少し変」と思う人もいるそうです。

私もドイツで1人旅を何度もしたのですが、日本での1人外食に慣れすぎているせいか躊躇なく入った後に「入ってよかったのか…?」と思うこともありました。もちろんドイツでも問題なく入れるお店が多いです。

ドイツの外食あるある:ポテト率高め。フライドポテト×2、マッシュポテト1。

3.学生B:トイレ

やはり日本のトイレの清潔さと機能には勝てないそう(笑)無料の清潔なトイレがドイツにも欲しいそうです。ドイツの多くの主要駅では、有料(1~2€)で綺麗なトイレを使うことができますが、ブンデスリーガの試合があるときは値段が少し上がっていたりしました。

ここまで2回にわたりドイツと日本の違いについて紹介しましたが、どうでしたか?皆さんにとっての新発見があれば、またドイツに行ってみたい!となれば幸いです。次回は、私がドイツでやりたかったことについて紹介します。Schönen Tag noch!(シェネンタークノッホ、訳:良い一日を!)

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