心理・人間学プログラムでは、心理学、哲学、倫理学、宗教思想史、芸術学の各分野を専攻することができます。
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心理・人間学プログラム案内(キャンパスガイドより)
心理・人間学プログラムは、人間とその心の解明をめざして、心理学と人間学の分野を学ぶプログラムです。
人間の行動やその心の働きをあつかう心理学分野では、実験や調査などの実証的方法によってこれらの問題にアプローチします。心理学実験や調査に関わる基本的技能を身につけるとともに 、知覚・認知 、記憶・学習 、感情・行動 、性格 、対人関係や集団の心理、心理学の応用など、幅広い領域にわたる心理学の知識の習得を目指します。
人間学分野には、哲学・西洋哲学史、倫理学、宗教思想史、芸術学の学問領域があります。人間の心(精神)は、日常的な言語活動から哲学的な思考、芸術の探究にいたるまで、そして道徳的な善悪の判断から宗教的な信仰にいたるまで、じつに多様な精神的所産を生み出してきました。
人間学分野では、主として外国語や古典語で書かれた原典文献の読解を通して、これら哲学、宗教、科学、芸術などの人間の知的な営みの原理を解き明かし、人間性について理解を深めていきます。
このプログラムは、人間が直面する様々な課題に対して、人間についての深い理解に裏づけられた科学的分析と思考ができるような人材の育成をめざします。
心理・人間学プログラムで学べること(キャンパスガイドより)
- 人間とは何か?
- 人間の認知のメカニズムを探る
- 学習と記憶のしくみを知る
- 集団の中の心の動き
- 美術作品を通じて人間性を考える
- 子どもの心の発達を知る
- 欲求の心理を探る
- ひとはなぜ誤るのか?
- 哲学的に思考し、議論する
- 造形芸術の歴史を学ぶ
- 人類の思想的遺産を読む
- 宗教を思想的に理解する
- 科学的な方法論とは何か?
- 哲学や思想の歴史を学ぶ
- 近現代の美術と写真
- 生命と環境の倫理学へ
- 古典詩学の文化史を学ぶ
- 王朝の言語芸術を読み解く
- 古典語(ラテン語など)を学ぶ現代の視覚文化